今年の6月にフィンランドのニュース番組で、松茸が日本の高級食材として取引されている事が放送されました。
松茸を食べないフィンランドでは、新たな輸出品として期待されているようで、噂を聞きつけた大勢の人が一攫千金を狙おうと松茸を探しているらしいのです。
確かに今年に入ってから、今まで見た事がなかった産地の松茸をよく目にするようになりました。
フィンランド産の他、カナダ産、メキシコ産、アメリカ産etc。
これはひとえに中国産の食品に対する不審の現れでしょう。他に代用出来る物があるのであれば、このタイミングでわざわざ中国産を買う人はいないでしょうから。
しかし、いくつかの産地の松茸を小さく切り、味と香りだけで選んでもらうと、中国産が最も日本の松茸に味と香りが近いと言う結果が出ていました。
・・・で、この結果にふと疑問を感じたんです。日本産の松茸の味と香り?・・・日本産の松茸を食べた事のある人が、そんなに沢山いるものなのかと・・・・・
現在、スーパーなどでは、しめじや舞茸、エリンギなどが安価な値段で売られていますが、これらはすべて養殖です。天然物を見た事のある人は、人口の僅か数パーセントに過ぎないでしょう。
それに対して松茸は、残念ながらまだ養殖技術がありません。「そう遠くない将来には出来る」と言われていますが、今のところはないのです。
逆に言えば、国内産は100%天然物です。
どうですか、皆さん。本当に日本産の松茸を食べた事がありますか?
確かにスーパーなどで産地が表示していれば間違える事はないでしょう。でも、貰い物だったり、食べ放題ツアーなどで現地に行って食べた松茸を、勝手に地元産だと思い込んではいませんか?
こう考えると人口の10~20%ぐらいの人は、知らず知らずの内に近年日本に多く入って来ている中国産を、日本の松茸の味や香りだと認識していてもおかしくないのかも知れません。
現在、多くの物を輸入に頼っている日本。願わくば、松茸までもがそうなる前に養殖技術の完成に期待したいと思います。
・・・あと、ウナギの養殖も頑張れ~!こっちの方が、深刻かも・・・・